本断食とは

 

本断食とは


本来の断食と呼ばれるものは、3日以上の断食を示します。3日以上の断食を行うことで、ダイエットやデトックス、体質改善などの目的に向けた効果が、高いと言われているのです。しかし最近は短い期間の断食も増えた事から、同じ意味で「長期断食」という言葉でも呼ばれるようになりました。 

本断食によって得られる一番の効果は、なんといっても体内のリセットです。ダイエットなどの効果は、本団時期においては二次的なものともいえるでしょう。中には一日断食を発展させ、期間を延ばして本断食に取り組む人もいます。 

現代人は、普段食べ過ぎだと言われています。過食をする事によって、胃腸は常に動いています。つまり、消化が終わったらすぐに次の食べ物が入ってくる状態です。そうなると、胃腸は休まることがありません。 

食べ過ぎによる影響はもちろん肥満もありますが、胃腸炎や口内炎なども、実は胃が悲鳴を上げている状態からきているのです。 
この症状を治すのには、過食をやめるしか方法はありません。例え薬を服用して止めたとしても、根本的解決にはなっていないのです。食べる量を減らすと考える人もいますが、断食で胃腸を完全に休ませる事で、胃が回復し炎症などがなくなるのです。

通常の本断食では、断食中も水分を多く摂取するようになっています。本断食になると、後半になるにつれて一時期排泄が悪くなる場合があります。水分を取る事で排泄を促し、断食の効果を促進するのです。 

本断食は、自己流で行わない方が良いでしょう。期間が長い分、誤った方法で断食を行ってしまうと、かえって危険な状態になりかねません。出来るだけ、専門家の指導がある場所で行います。

本断食中の症状

 

3日以上の長期的な断食を本断食といいますが、その方法は、単に3日以上ご飯を食べないというだけではありません。もしそういった方法を取ろうとしていれば、あまりにも危険です。できる限り、専門知識のある人に指導してもらいながらやりましょう。 

断食期間中には、体に変化が起こります。 
まずは、宿便です。断食後3日くらいで出る人が多いようですが、腹痛と共に真っ黒な便が出ます。宿便が出ると、体が急に軽くなった感覚がするでしょう。さらに、頭がすっきりするという人も多いのです。

次に、体臭がきつくなります。これは、汗に含まれる悪いものの濃度が上がっている影響です。気になる方は、消臭対策などを行った方が良いかもしれません。 
普段汗をかかない人であれば、突然大量の汗をかき始めるので不思議に思うかもしれません。皮膚炎のある人は症状がひどくなる時がありますが、これは悪いものが体外に排出されているサインです。 

また頭痛などを生じることがありますが、これはほとんどの場合宿便が出るとなります。また、視覚や嗅覚が鋭くなることもあるようです。 

本断食中は、とにかく眠気があるでしょう。その影響で昼間寝すぎると、夜眠れないのではと心配されるかもしれませんが、体力が落ちているので夜もぐっすり眠れるでしょう。 

さらに断食の期間中には、集中力が落ちてくるでしょう。座禅などで気持ちを落ち着かせる人もいますが、例えば読書をしても頭に入ってこなかったり、しゃべる事がしんどくなったりすることもあります。しかし時間の経過と共に落ち着きますので、心配は不要です。 

このように、本断食では様々な症状が表われます。事前に想定して本断食に入ると、焦らずに続ける事ができるでしょう。

 


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